RAM DISKの構築
RAMDISKの構築は2GBメモリが必須となります。
必ずメモリ交換を行ってください。
メモリ交換がまだお済みで無い方は、
「2GBメモリ増設方法」を参考に交換してください。

2000円もあれば2GBメモリを購入できます。



RAMDISKにするとどんな良い事があるのか

・SSDの書き込みが大幅に減少するのでSSDに優しい

・キャッシュ系のデータ(一時的に保存するデータ)を高速なメモリに貯めるので
 高速で動作するようになる。

・PCを再起動すると、キャッシュやTEMPを綺麗さっぱり削除できる
 (あくまでも一時的な記憶領域なので残しておいても意味がありません)

・キャッシュやTEMPに潜むウイルスなんかにも安心

(RAMDISKは、PCをシャットダウンするとデータが消えちゃう仕組みです)
RAMPHANTOM等の有料ソフトはシャットダウン時に削除しないように
自動でバックアップしてくれたりもします。 必要に応じて導入を考えてください。


フリーソフトのERAMの導入手順

まず、フリーソフトのERAM for WindowsNT/2000/XPを導入します。



ERAM for WindowsNT3.51/4.0/2000/XP Ver2.20 ドライバを
(RAMディスクドライバ) ダウンロードしてください。





導入手順


スタート コントロールパネルと順に開き、
「ハードウェアの追加」を選択するとこのウインドウが表示されますので
「次へ」をクリック。




画像の通りに。




画像の通りに。




画像の通りに




画像の通りに





標準MTP準拠デバイスを指定しディスク使用をクリックし、
最初にダウンロードしたERAMのフォルダを指定し、「次へ」をクリック




赤枠を確認し、次へをクリック。
この後は画面の指示に従い次へやOKをクリックして進みインストールを完了させ、
PCを再起動してください




マイコンピュータに「MS-RAMDRIVE(Z:)」が出現したらインストールは完了です。
Zドライブの出現を確認したら、ERAMの設定に進みます。





コントロールパネルの中のERAMアイコンをクリック




画像の通りに数値入力とチェックを付けてください。
デフォルトで「OSに通知」と言う項目にチェックが付いていますが
これは必ず外す事。 そうしないとスタンバイできなくなります。

ディスクサイズが448000KBにする理由
メインメモリ2048MB(2GB)なので、
ビデオメモリ64MBと、メインメモリに1536MB(1.5GB)を割り当てると
残りが448000KB(448MB)と言う計算です。


入力が終われば「OK」をクリックして設定完了ですが
まだ再起動はしません。





マイコンピュータからCドライブを開き、
「boot.ini」を開きます ※隠しファイル設定になっているので見えるようにしておいてね。




「Boot.ini」をメモ帳で開き、以下の様にに編集します。


[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Home Edition" /noexecute=optin /fastdetect /maxmem=1536


上記の文字列の場合、一番最後の部分に /maxmem=1536 を追加してください。


機種によっては、文字列が異なる場合があります。
デュアルブート環境の場合も異なります。

その場合は、メモリ確保量を指定したいOSの名前が含まれている文字列の
最後尾に追記してください。

※これは一字一句間違いなく入力しないと、起動しなくなるので要注意



これで、再起動すると、Windowsは2GBメモリを1.5GBだけをシステムで使い
残りの領域がE-RAMが扱える領域となりました。

お疲れ様でした。


次回は、RAMDISKに各種のキャッシュやTEMPの割り当てをご紹介します。
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