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プチフリ対策 | |||
プチフリとは 数秒間のフリーズを指します プチフリが起こる理由は、4k未満の書き込みが大量に発生した場合 メモリコントローラーが書き込みに一生懸命になりすぎて 読み込みができない時にプチフリが起こるわけです。 (書き込み速度が遅いとか、読み込み速度が遅いからとかの問題ではありません) 現在販売されている殆どのSSDで、プチフリは大なり小なり起こります。 近い将来発売するインテルの桁違いな値段の高級SSDでも プチフリは避けられないとメーカー発表しているくらいに(当然劇的に短く少ない) SSDにはSLCとMLCという書き込み方式があります。 余談ですが、SSDの寿命は平均でSLCが10万回 MLCが1万回となります。 当然値段もSLCの方が圧倒的に高いです。 USBメモリで「ちょwwwなんでこんな高いのwww」と思った商品ありませんか? 例えば、こんなUSBメモリとか。 一般的なUSBメモリと比べると5倍くらい高いでしょ? これはボッタクリなのではなくSLC搭載の高品質メモリなので高いのです。 書き込み速度もMLCの二倍は速いです。 値段は5倍だけど、寿命は10倍 貴方ならどちらを選びますか? 話が反れてしまいました。 まぁいつもの事ですが。 EeePCシリーズでは SLCチップ搭載 「4G-X」 と 「701 4G」 MLCチップ搭載 「701 SD/X」 や 「901」 SLCの場合 プチフリは無いとは言いませんが、殆ど気にならないと言うか 殆ど気が付きません。 酷くなると稀に1秒程度のプチフリはありますが。 デフラグをするだけで改善します。 プチフリを感じたらデフラグしてください。 さて、問題のMLC搭載PCのプチフリです。 これは大変です。 対処法としては、、、 ・SSDを交換する (EeePC用のSSDでSLCは聞いた事がない) ※交換可能なのは、4Gシリーズ(最新ロットのみ)、701SD-Xとなります ※ハンダ技術があれば、旧型でも可能です ・デフラグする (それなりの効果はありますが、太刀打ちできません) ・EWFを導入する (扱いが面倒ですし、システムの信頼性に欠けます) ・FAT16にフォーマット(バックアップ系ソフト、もしくはXPのインストールディスクが必須) (パーティーションコマンダーでもいけるのかな?) ・我慢する (初心者の方には残念ですが、これがお勧めです・・・orz ) こんな所でしょうか。 WindowsXP HomeEditionをお持ちなら、再インストール時に NTSCからFAT16or32にフォーマットしてしまうのが一番です。 OSのCDを持っていて、インストール手順がわからない人は 居ないはずなので手順は省略します。 見様見真似で実行できる現実的な物はEWFくらいですが、 個人的にEWFは初心者が使う物では無いと考えています。 もともと、RAMディスク用に開発されたツールではありませんし。 EWFは苦肉の策として作られた物なのです。 心からお勧めできないEWFの導入解説をするべきなのか 葛藤がありましたが、、、、やはり私は公開しない事にしました。 このサイトが「参考になった」と言う方の場合、 導入にも、導入後にもリスクが高く、 癖の強いEWFを扱い切れない方が多いと思うからです。 導入、設定手順が複雑で、相談されてもサポートしきれない と言うのが本音だったりもします(汗 EWFはググれば沢山情報が集まると思います。 自信のある方は、ご自分の判断で導入を検討してみてください。 今回は、サイトの趣旨に反する結末になってしまい、 なんだか、とても複雑な心境です。。。 最後に・・・・ (09/02/21 追記) 先ほど、SSDの寿命のお話をしましたね。 殆どの方が、「たったそれだけ?」って思ったはずです。 Windowsは常に情報を書き換えながら起動しているわけですから、 「MLCの1万回なんて、あっと言う間に消費しちゃう!」 「これは対策しないと!」 と、思われた方も多いのではないかと思います。 答えはNO ブロック辺りの書き込み回数なので、心配ありません。 もっと判り易く説明すると、 ・4GBのMLCタイプSSDの場合、4万GB (40TB) ・4GBのSLCタイプSSDの場合、40万GB (400TB) これだけの書き込みをして、やっと寿命を迎えるわけです。 小さなデータの書き込みを1万回 又は 10万回書き込みしても 全く問題ありません。 SSDは「ウェアレベリング」と言うコントローラーの機能によって 同じブロックに何度も書き込むと言う事をしないので、 小さなデータの場合は何も心配しないで大丈夫です。 で、ここで勘の鋭い方は一つの疑問を抱くはずです。 「4GB中、3.9GB使っていたら、残りの100MB領域でウェアレベリングするの?」 答えはNOです ウェアレベリングは、全ブロックの書き込み回数を監視しており、 知らない間に、データの移動も行う仕組みになっています。 さらに 勘の鋭い方は ↑の説明で気が付くはず。 「勝手にデフラグみたいな事されると、書き込み回数減るじゃん」 正解ですが不正解です。 残りの領域が100MBしかない状態より、再配置させた方が圧倒的にマシですよね。 なので、ウェアレベリングの再配置によって書き込み回数が減るとは言えません。 この事から、Cドライブの空き領域は、多ければ多い程 書き込み回数が増やせると言う事になります。(再配置が減る為) と、言っても、無理に頑張ってOSを削らなくても大丈夫です。 MLCのSSDは普通に使っても10年は使えます。 SLCの場合は、SSDの寿命の前に、EeePC本体が持たないくらいなので、 心配する必要は全くありません。 精神衛生上の問題だけですね^^; そこで皆さん疑問を持つはずです。 「それなら何故XPの軽量化とかRAMディスクの導入ページ作ったの?」 今日は暖かくて良い天気ですよね^^ ちょっとおいら、ラジコン飛ばしてきます! ちなみにウェアレベリングは、SSDだけでなく 殆どのフラッシュメディアで採用されています。 (USBメモリーやSDカード等) 粗悪な製品の場合は、ウェアレベリングもいい加減で、 上手く機能しない事もあるようです。 |
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