ProgramFile移設
【注意】 EeePC701系(DドライブがSDカードの機種)の場合、
     トップページに戻り「SDカードの擬似HDD化」を済ませてください。

       (SDカードではなくSSDやHDDの場合は↑をしなくてもOKです)

         また、「SDカードなんてソフトの起動が遅くてやだよ」思う人、後に1000円程度の投資で
           SDカードをSSD並の読み込み速度に改造するので安心してください。例によってまだページ作製していません


WindowsのCドライブには、元々OSの機能である
IEなどのツールがインストールされています。
これをCドライブ以外にまとめて移設しちゃえば、
Cドライブの空き容量がドーンと増えます。


FireFoxや、アンチウイルスなど他のソフトも普通にインストールすると
CドライブのProgramFileにインストールされてしまいますよね。

インストール時に「カスタムインストール」を選択することで、
Dドライブにインストールする事も可能ですが、
「カスタムインストール」でDドライブなどにインストールする事が
不可能なソフトも多く存在します。


また、購入直後、PCに慣れている方は沢山のソフトを
インストールすると思いますが、全て手動でカスタムインストールするのは
とても手間が掛かり、時間も掛かってしまいます。

EeePC701系(4G-X/701SD-X/701 4G)の場合は、
Cドライブが4GBしかないので、少しでもCドライブの容量を減らしたい物ですよね


ProgramFileを「バインド」と言うWindowsの機能を使い移設すると、
Cドライブの「ProgramFile」が、Dドライブ等に割り当てる事が可能になり、
Windowsの見かけ上はC:\Program Files とCドライブに存在しますが、
実はC:\Program FilesがD:\になるのです。

なので、カスタムインストールしなくても通常のインストールで
通常通りC:\Program Filesにソフトをインストールすると、
全てDドライブに自動で転送してインストールしてくれるようになります。

Dドライブにカスタムインストール不可だったソフトも、
通常のインストールで問題なくDドライブに転送されインストールされます。


また、今現在C:\Program Filesにインストールしてあるプログラムも
再インストールせずとも全てDドライブに移動する事が可能です。

早い話、C:\Program FilesがDドライブのショートカットになっているような雰囲気です




前準備
トップページから「Windowsの軽量化」の前半を参考に
フォルダオプションの設定をすませ、全てのフォルダやファイルを表示できる状態にしてください。
SDHCカードに移設する場合はトップページから「SDHCの擬似HDD化」に進み作業を済ませてください。





それでは早速作業開始
(サイト作製の都合上、一部画像は別PCの画像となります)

まず、目的のDドライブをNTFSでフォーマットします。
大事なデータは一旦CドライブやUSBメモリ等にバックアップしておいてください

「マイコンピュータ」を開き、Dドライブを右クリックし
「フォーマット」を選択します


@ NTFSを選択
A Dドライブの容量が少ない場合はチェックします(若干速度が落ちます)
B 開始をクリックでフォーマットされます 数分時間が掛かると思います。

PCを一旦終了させ、電源ボタンを押してすぐにF8キーを連打し続けます





(以下セーフモードでの作業に入るので、デジカメの画像でご説明しますw)

起動した直後にF8連打するとこのような画面になります
カーソルキー(矢印ボタン)でセーフモードを選択してエンター






Microsoft Windows XP Home Editionw を選択しエンター






Administratorを選択






迷わず 「はい」 をクリック






マイコンピュータからCドライブを開き、「Program Files」を右クリックしてコピーし、
デスクトップやUSBメモリなどに貼り付けます ←必ずする事






Cドライブの「Program Files」を開き上のタブから「編集」→「全て選択」の順にクリック






全てのフォルダが反転表示されるので、適当なフォルダを右クリックして削除をします
これで綺麗さっぱりCドライブの「Program Files」は空っぽになりました ←かならず空っぽにする






デスクトップに戻り、「スタート」→「コントロールパネル」の順に開き
「管理ツール」を開きます。






「コンピュータの管理」を開きます






「ディスクの管理」をクリックします






Dドライブ(移設させたいSDカード等の大容量のドライブ)を右クリックし
「ドライブ文字とパスの変更」をクリックします。






追加をクリック






参照をクリック






「C」 → 「Program Files」を選択し OKをクリック






「C:\Program Files」 と自動で入力されているのを確認したら「OK」をクリック





画像無しですみません
ここで一旦PCを終了して、また電源をいれてF8を連打し、同じようにセーフモードで起動します





画像無しですみません
セーフモードで再起動したら先ほどデスクトップ又はUSBメモリーにコピーした、
「Program Files」を開き、全て選択し、適当なフォルダを右クリックしてコピーをクリックします。





画像無しですみません
スタート → マイコンピュータ → ローカルディスク(C) → 「Program Files」を開きます
「Program Files」を開いたら、その中で右クリックして「貼り付け」をクリック
容量にもよりますが、貼り付けには相当な時間が掛かります。






貼り付けが終わったら、スタート → マイコンピュータ →ローカルディスク(D) を開きます
そうするとこの画像の様に一つ手前の手順で「C:\Program Files」にコピーしたはずの
プログラムデータが転送されていますね。
これで全ての作業が完了しましたので、通常通り再起動してください。


上記の作業により、「C:\Program Files」はDドライブにマウントされていますので、
見かけは「C:\Program Files」でも中の具は「D:\」にインストールされるようになります。
これで、小さなCドライブとはおさらばできました。

何度も書きますが、これから新規ソフトをインストールする時は
全く何も考えずに(カスタムインストールしない)インストールするだけで
自動的にDドライブにインストールされます。

お疲れ様でした。





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作業の流れを順に説明すると

SDHCをHDD化してNTFSでフォーマット。
セーフモードで再起動
Cドライブの[Program Files]内の全てを適当なフォルダを作って移動させ
Cドライブの[Program Files]内を完全に空っぽにする ←ここ重要
コントロールパネル→管理ツール→コンピューターの管理→ディスクの管理
Dドライブ(SDカード)のところで右クリック→ドライブ文字とパスの変更→追加→
次の空のNTFSフォルダにマウントするにチェック
→参照で[C\Program Files]を選択→OKして閉じる
セーフモードで再起動
[Program Files]から移動させたデータをCドライブの[Program Files]に戻す
そうすると勝手にDドライブのSDカードに保存されている。 
これで完了なので普通に再起動
あとは、普通になんでもインストールすると、
C\Program Filesが指定されていても、勝手にSDにインストールしてくれる。
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SDHCに移動した場合、ソフトの起動が若干遅くなってしまいます。
SDHCをお使いの方はトップページから、「SDHCの高速化」に進み、幸せになってください
SDHCが、SSD並の速度で快適に使えるようになります。

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